どうも!きなこです!
今回は暑い季節によくしたくなる髪型!『アップバング』のヘアスタイルのセット方法を解説していきたいと思います。
『アップバング』のヘアスタイルといえば、EXILEのボーカルのTAKAHIROさんがよくするヘアスタイルでもあります。
TAKAHIROさんは元々美容師なのでいろんなヘアスタイルをするかとも思いましたが、やはり『アップバング』が多いです。
お気に入りの髪型なんでしょうか笑
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目次
そもそもアップバングとは?
「アップ」は低い位置から上の方へ上へという意味があります、「バング」とは前髪という意味になります。よって、前髪を上げるという意味(形)をいいます。
私は学生時代にアップバングで過ごしていましたが、結構好評でした。
というのも、これは学生の人にしかわからない悩みで、学校によって校則はさまざまですが、私が通っていた高校の校則には前髪が眉毛にかかってしまうと校則違反となるのです。それも前髪を抑えられた状態でチェックされるので、余計に前髪が短くなります。本当に勘弁して欲しかったです。
そのため、確実に前髪を眉にかからないようにしないといけないので、髪型全体として不恰好になってしまいます。前髪という一部分ですが、前髪を変えるだけで、印象はかなり変わります。
そんな不恰好な髪型を回避するためにアップバングで登校していましたね笑
「たくさん女の子がいるのに、なんという校則だ!」て思っていました。
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アップバングが似合う骨格
早速アップバングが似合う骨格を解説していきたいところですが、アップバングにもショートスタイルのアップバングと髪が長い時のアップバングがあるので今回は髪が長い時のアップバングが似合う骨格を紹介していきたいと思います。
・卵型
卵型は言わずもがなですが、とてもバランスがよく、理想的な骨格なのでいろいろな髪型が似合います。
・丸顔
丸顔の人はウルフスタイル(襟足が長い)にすると、縦に長く見えるのでより格好がよく見えます。
私自身も丸顔ですが、やはりアップバングをすると他人からの評価はよかったです。
また、高校を卒業して、念願のツーブロックを入れたのですが、鉢回りがスッキリしてアップバングの格好良さがより生かされたのでツーブロックを入れられる状況の人は入れることをお勧めします。
・逆三角形型
逆三角形型の特徴として、頭の鉢が張っていることが多いのですが、それをアップバングにすることで上手く目立たなくする事が出来ます。
また、日本人男性は頭の鉢が張っている人がかなり多いのですが、アップバングにするとしっくりくるなと思った人は、意外と頭の鉢が張っているかもしれませんね笑
また、丸顔同様ツーブロックにすると鉢回りが自然に見えます。
・ハート型タイプ
額と頬骨が広く、額が広い人はアップバングをなるべく避けたいという人がいますが、前髪を指二本分だけあげることにより額が広いのがあまり気になりません!ですがアップバングをしている感じは十分に出ます。ハート型タイプの友達にこの方法を教えたら、すごく似合っていて本人も気に入っていました。
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アップバングは誰にでもできる!?
アップバングはほとんどの人が出来ます。
セットが難しい人
- 髪が短かすぎる人
- パーマが強すぎる
- 髪が長すぎる
「よく軟毛の僕にはアップバングはできない、、、、」なんて言って諦めてる人がいるかもしれませんが
軟毛の方でもセンターパートの波打ちスタイルは出来てしまうんです!
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じゃあなぜ出来ないのか?
- ドライヤーで前髪を上げていない
- カットが悪い
- 髪が重すぎる
- 髪質に合っていないワックスを使用している
- スプレーを使用していない
等が挙げられます。
これらを一つずつ解決していき、皆さんも憧れのアップバングを手に入れましょう!
解決策
・アイロンで髪をあげようとする人がいますがとても難しいです。出来ないこともないですがドライヤーで上げておいた方が絶対に楽です。それでも上がらないという人はドライヤーの項目で詳しく説明しているのでそちらを読んでみてください。
・カットが悪いのは本当にどうしようもないので、美容院に言って束感がでやすくしたり、髪をセニング(髪を梳くこと)にてもらって、髪全体を軽くしてアップバングがしやすい髪型にしてもらってください。
私自身硬毛で比較的髪が立ち上がりやすい髪質ではありますが、この長さで結構ギリでした笑
理由としては、トップも髪が長くしていたからです。これをトップにいくにつれ髪を短くしていくレイヤーを入れると、簡単に上がります。
私は普段はレイヤーを入れていて、今はたまたまトップも長い髪型にしていますがレイヤーを入れているときは本当に違いますね。また、レイヤーを入れたところで、前髪の長さや全体の長さの印象としてはあまり変わらずさっぱりしすぎるんじゃないか?という疑問もあるとは思いますがそんなことは全くないですし束感も出やすくなるのでレイヤーを入れることをお勧めします。
・自分の髪質を知り、適切なワックスを購入する。
まず自分の髪質を知る事が大切。そして、したい髪型によって自分に適したワックスは違います。
・スプレーを使用する。
よく皆さんが勘違いしている事があります。ワックスは髪を固めるものではなく、動きを出すものです。
固めるのはスプレーです。なのでアップバングにスプレーは必須と言えます。
なぜなら硬毛の私でもマットタイプで立ち上げりのよいワックスを使用しても時間が経つと前髪が落ちてくるからです。
どんな服装に合うか?
・いろんな服装にあいます。
逆にスタンダードなアップバングで似合わない服装をだすとしたら、モード系や原宿系ファッションなどのちょっと独特な雰囲気がする服装には似合わないです。
僕の友人Aはいつもアップバングをしていて、たまにモード系や原宿系のファッションをして、何人か出かけるのですが、「髪と服あってなくね?」と言われたりしていてかわいそうでしたね笑
たしかに圧倒的に爽やかな印象のアップバングと、圧倒的に暗い印象のモード系は上手く合いませんね。
メリット
・陽気に見られる
・清潔感があるように見える
・若さが感じられる
・夏やスポーツの時に最適。
・髪が崩れない
なぜ??
・額が見えていると、清潔感があると思われやすく若さも感じられる人が多いみたいです。
また、アイブロウフラッシュという言葉をご存知でしょうか?
アイブロウフラッシュとは両目が大きく開き、眉が上に上がっている表情です。
この表情は相手に「私に興味を持ってくれている」という感情を無意識に感じさせられる事も出来て、警戒心を解き初対面の人や気になる人と会話する時にとても良い技です!
私が前回紹介した、センターパートの波打ちカールよりもスタンダードなアップバングの方が、より額や眉が見える部分が広いので、よりアイブロウフラッシュの効果が得られると思います。
・夏やスポーツをしている時などの汗をかきやすい状況下にいても、額の大部分が出ているので汗が拭き取りやすいです。そのためニキビなどが出来にくくなるので良いですね。
私もアップバングにしていた時期と下げている時期でやはり、ニキビのできる量というのは変わっていた気がします。
・これは普段自転車で移動している人に向けての話です。
ダウンバング(前髪の毛を下げている状態)だと、自転車を漕いでいると、風が強い日なんかは特に前髪が上がったり、風の力をもろに受けますが、アップバングだと元から髪が上がっていますし、私も高校時代は自転車で登校していましたが、それほど風の影響をうけないんですよね笑
高校時代は本当にアップバングに助けられました。笑
デメリット
・特にないですね笑
強いて言うなら額が広いと格好が悪いという悩みを持っている人がいますが、その対策もドライヤーの項目で解説しているので、ぜひ読んでみてください。
セットに必要な物
機器
・ストレートアイロン
・ドライヤー
整髪料等
・ワックス
・スプレー
・ラットテールコーム
よく上の画像の黄色で丸く囲っている部分をコームと呼ぶ人がいますが、そういう訳でわありません。
また、ラットテールコームは酸性のヘアカラーリングやワインディングやヘアセットに主にも用いられる事が多いです。
プチ情報として、手入れ方法を教えるとするなら、歯と歯の間に一番よごらがたまりやすいので、ブラシでヨゴッレを洗い落とすか、ひどい場合は石鹸水につけてから、ブラシで洗うと尚良しです。
薄手のコームの場合は歯が欠けてしまう事もあるので、平らな第二置いて行うのが好ましいです。また、汚れを落とした後は消毒を行いましょう。
・ダッカールクリップ
セット方法 (全体の流れ)
1 ドライヤーで髪を乾かす
2 アイロンで髪全体に動きをつける
3 ワックスを馴染ませて形を整える
4 スプレーで固める
髪の長さ
・全体
刈り上げマッシュ
・バング(前髪)
長め(目にかかる程度)
・フロント(前頭部)
長め
・トップ (頭頂部)
長め
・サイド (側頭部)
普通
・バック (後頭部)
長め
・ネープ (後頭部から襟足にかけての部分)
短め(刈り上げ)
細かい行程
1ドライヤー
・サイドパートの右分けで髪を乾かす。
サイドパートとはサイドセクションに沿って縦に髪を分ける事。目安としては黒目の真上。
・フェイスライン・両サイド(側頭部)のボリュームは少なくする。
ブロアーの温風でフェイスライン・両サイド(側頭部)を一度温めて、掌で押さえたまま毛髪が冷めるのを待ちます。冷風機能があるブロアーを使用している方は、掌で抑えたまま、冷風に切り替えて毛髪を冷まします。十分に冷めたのを確認し、手を離してください。
・バング(前髪)はドライヤーの温風で毛髪を温めて、手でバング(前髪)を上げた状態を保ち毛髪が冷めるのを待ちます。冷風機能があるブロアーを使用している方は、冷風に切り替えて毛髪を冷やします。
そうすることにより髪は上がった状態で固定されます。
・サイドもドライヤーの温風で毛髪を温めて、手でサイドの髪を押さえたまま毛髪が冷めるのを待ちます。冷風機能があるブロアーを使用している方は冷風に切り替えて毛髪を冷まします。
ポイント
1:バング(前髪)が上がらない人は考えられる事としては2つあります。
・軟毛
・髪が長すぎて髪の重い
後者は髪を切れば解決する話ではありますが、問題は前者です。
前髪のすぐ後ろの髪の重さで前髪が下がっている可能性があります。
ですのでバング(前髪)をドライヤーであげる作業をバング(前髪)だけじゃなく、バング(前髪)からトップまでの真ん中のモヒカンライン全体を上げるようにしてみてください。
また、最終段階で流す方向とは逆に一度乾かすとボリュームも出てより立ち上がりが良くなります。
これは結構変わりますね笑
軟毛の友達もこのやり方は良いと言ってましたので笑
2:毛に対して45度にドライヤーで乾かす。
毛に対して45度に温風を当てるとツヤが出やすくなります。
ツヤが出やすい整髪料(ワックス)というのは基本的に髪が重くなり立ち上がりが良くないです。
私もアップバングでさらに質感はツヤを出したいなと思い、ツヤが出やすい整髪料(ワックス)を使用しましたが、案の定立ち上がりは良くなかったです。硬毛の私でも立ち上がりが良くなかったので、軟毛の人は特にだと思います。
ですので、ドライイングの時点である程度ツヤを出しておく事であとは、立ち上がりの良いマットなタイプの整髪料(ワックス)を使用するのが良いと思います。また、冷風を当てるとツヤが出やすくなるので試してみてください。
2 アイロン作業
・温度:140度
一応参考の温度は140度と書きましたが軟毛・硬毛・ダメージ毛・健康毛・乾燥毛等と髪質は人それぞれです。また髪質・髪の状況によってアイロンの加熱による癖のつき方異なっていくので、一番良い設定温度というのは、一つの毛束に対して、一回だけアイロンを通してしっかり癖の付く一番低い温度です。
上手い人ほど低い設定温度になると思います。
・分け目を作った時に髪の量が多い方のアイロン作業
・まず髪を3横に段に分けるという事を頭に入れて、1段目に残す量を決めてください。
また、下からアイロンを通していきますので、余分髪はダッカールでその都度止めてください。
1段目
・毛束をアイロンで縦に取り後ろに向かってリバースカールを作ります。
・五束くらいつくります。
※リバースカールとは?
リバースカール
フォアードカールと正反対で巻かれものをリバースカールと呼びます。
フォアードカール
耳介と同じ向きで巻かれたものをフォアードカールと呼びます。
・2段目
ゆるく内巻きにしていきます。
・3段目
内巻き
・分け目を作った時に髪の量が少なかった方
1段目
逆側と同様
・毛束をアイロンで縦に取り、後ろに向かってリバースカールします。
・5束くらいつくります。
・バック
全部内巻きです。
また、耳から下の髪も内巻きすることにより、サイドのカールとうまくつながりシルエットがよく見えます。
ここだけの独自のコツ!
・リバースカールのスライスは細めで根元を丸くとります。
平たくスライスを取ると、毛束が広くなり他の毛髪を馴染んで、ワックスをつけた後にカールを見失います。ですのでリバースカールのスライスは細めで根元を丸く取るようにしましょう。
これが結構肝になってくると思います。笑
・この髪型は外巻き(外ハネ)がなく動きが小さく、束感も出しにくいので、レイヤーを入れてない人は内巻きだけで束感を出すのは難しく、多少リバースカールとフォアードカールを作っても良いと思います。
ナチュラルで決めたい人はそのままで良いですが笑
・トップに向かうにつれてアップステムでアイロンを通す。そうする事によりトップに行くにつれてボリュームを出す事が出来ます。
アップステムとは毛束を頭皮に対して90度より上の角度で引く事です。
またダウンステムは毛束を頭皮に対して90度より上の角度で引く事。
毛束を頭皮に対して90度の角度で引く事をオンベースと呼びます。
3 ワックス・スプレー作業
1ワックス
・種類
・ナカノ スタイリング ワックス4F (ファイバータイプ) ハード のプロフェッショナルモデル
私自身硬毛ですがナカノ スタイリング ワックス4F (ファイバータイプ) ハード のプロフェッショナルモデルで立ち上がりは結構ギリです。もう少し立ち上がりがよい整髪料(ワックス)でも良かったかなと思います。
持ってない人はどんなワックス(整髪料)使えば良いか?
髪質別おすすめワックス(整髪料)
・硬毛の方
オーシャントリコ ヘアワックス(エッジ)
ハードタイプでセット力が高く、束感を強調したい時に良いです。
また、ツヤ感も出る上、洗い落としがよいです。
硬毛とはいえある程度毛髪が長くアップバングという前髪を立ち上げるスタイルをするには、この位セット力がある方が良いと思います。
最初使った時は驚きました笑
こんなにセット力も高くツヤ感も出て万能なのに、こんなにも洗い落としが良い!と笑
・軟毛の方
オーシャントリコ (クレイ)
セット力がものすごく強く、オーシャントリコ (オーバードライブ)よりも馴染ませが良い印象です。
質感はドライになってしまいますが、湿気にも強いです。
DEUXER ドライペーストワックス 6と迷いましたが、オーシャントリコ(クレイ)はDEUXER ドライペーストワックス 6よりも動かしやすく洗い落としも良いので、初心者にはオーシャントリコ (クレイ)
をお勧めします。ただ値段はオーシャントリコの方が高いです笑
オーシャントリコ (クレイ)は束感も出せて操作性も良くマットな質感が好きな私のお気に入りの整髪料です。
・量
枝豆1つ分
付けすぎは一番良くないので、少ない量を取って少しずつ足していくようにしましょう!
付けすぎると髪が多くなり、立たなくなります。
・後ろの髪から揉み込むようにムラなくなじませます。
この時髪全体を立たせていきます。
・しっかり馴染んできたら、髪を完成を意識しながら下ろしていきます。
・ポイント
束を作りながら髪を下ろしていくと結構仕上がりが上手くいきますよ笑
2 スプレー
ピース プロデザインシリーズ フリーズキープスプレー
全体に適当にかけていきます。
束感をより強調したい人は一束一束かけた方が良いです。また、スプレーのかけ方としては、束を持ち上げてその内側に吹きかけます。
ポイントはボリュームを出すとこは出して抑えるとこは抑えながらスプレーをかけていきます。
この時、フェイスラインは抑えた方が良いです。
そうすることにより小顔効果もあります。
おすすめスプレー
硬毛の方
ピース プロデザインシリーズ フリーズキープスプレー
広角で優しい噴射なので上からふわっとかけられる上再生髪もしやすいので初心者にとてもおすすめです。また、スプレーの感がマットな質感で手触りが良く、香りはピースが出しているワックスの匂いと同じでとても好印象です。
軟毛の方
LeveL(ルベル)トリエ スプレー10
キープ力は抜群でフローラルの甘い香りがして、とても良い匂いですよ笑
また、スプレーの出方が勢いよく、ポイント型タイプで狭い範囲に噴射できるので、束をより強調をさせたい時に一束一束かけれるので、やりやすいです!
ただ、少しベタつきますがツヤも少し出るので軟毛に良いと思います。
完成(反省)
私自身、結構髪が長くて「アップバング」が出来るか心配でしたが、ドライヤーの作業とワックス選びを適正なものにしたおかげで、無事「アップバング」のスタイルにする事できました。
髪セット初心者でも、束感はあまりないですし、正直アイロン無しでも出来ちゃう髪型だとは思うので、最初から諦めず是非試して見てくださいね!
それでは最後まで読んでくださりありがとうございました!